コチニール染め
「コチニール」とは、南米のペルーやメキシコなどのウチワサボテンの表面に生息するカイガラムシです。これを乾燥させたものを染料屋さんで売っています。とっても高価なものです。(50g1800円くらい)
中南米では古くから染色に使われていたそうです。
日本では食品添加物として認められているので、かまぼこやイチゴジュース、ソーセージ、化粧品などなど色んなものに使われていますよー。(私はかまぼこなど買う時は注意深く裏の材料名をチェックします・・・。虫だからね・・・
食べたくないよ。でも、染色にはOKとしてます。)
今日は、糸量の5%を煮出してピンクを染めました。60分抽出して一番液。あと60分煮出して2番液をとりました。
手前が一番液。向こうの2番液は、さらに薄めて染めました。
素材はシルク糸を絡ませたウールの糸です。
虫眼鏡でじっくり見ると、本当に虫です
実は、何年も前に女子美で織りを専攻していた桃子ちゃんが作った糸をいただいていて、長ーい間温めていたのを、やっとやっと形にしよう!と思って、これに合う色を考えていました。数年前に「西洋茜の根」で染めた糸は、ちょっとオレンジがかっていて上手く合わせられませんでした。
今回は上手くいくかな?(上手くいったら桃子ちゃんに報告しよう)
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